2020年10月14日に、AppleよりiPhone12の全4機種が発表されました。
そのうちProシリーズとして、「iPhone12 Pro」と「iPhone12 Pro Max」が登場しましたが、これらがサイズや値段の違いだけはないことをご存知でしょうか。
中には、iPhone11のProシリーズと同様に、バッテリー駆動時間の長さに違いがあることをご存知の方もいるかもしれません!
今回は上記に加えて、カメラ機能にも違いがあります!
僕自身、とうとう機能面に違いを持たせてきたかと若干ざわついています。サイズの違いからバッテリーはまだ納得だったんですが…
と言っても今回はカメラに限定しての違いになりますので、相当凝っている方でなければ、iPhone12 Proのカメラで十分すぎるスペックです!
本記事では、特にiPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxで迷っている方に向けて、これら2機種の違いについてまとめています。
サイズやバッテリーについても比較表をご用意しているので、よかったら参考にしてください!
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iPhone12 ProとPro Maxの違い サイズ・料金
iPhone11のProシリーズと同様に、iPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxでも、サイズ・重量や容量別の料金(税別)が異なります!
次は、今回のポイントである「カメラ」です!
カメラ
iPhone12 Pro Maxがカメラ性能でProより優れている点は「望遠」、「ズーム」、「手ぶれ補正」の計3点です!順番に説明していきますね!
望遠
望遠レンズの絞り値に違いがあります。
「絞り」とは、カメラの穴の大きさを変えて、穴から入る光を調整する仕組みのことです。
「絞り値」はこの絞り具合を数値化したもので、数値を小さくしていくと穴が広いて光がたくさん入るように、逆に数値を大きくしていくと穴が狭まり光があまり入らなくなります。
この絞り値を小さくすることで、大きくボケた写真(いわゆる「ボケ」)を撮ることができ、逆に絞り値を大きくすることで、手前から奥までしっかりピントを合わせることができます。
上記表の絞り値に関しては望遠の場合ですので、数値が上がっていくほど、より奥の対象物までピントを合わせることができると言ったほうが適切かもしれません。
iPhone12 Pro Maxの絞り値を見てみると、Proに比べて絞り値が若干大きいので、望遠レンズ使用時により遠くまでピントを合わせることができるということになります。
ズーム
ズームイン時の倍率に違いがあります。
ズームとは端的に言うと、画面上で指を使って拡大・縮小して撮影するアレです。撮影したいものにそれ以上近づけない時や、広範囲で撮影したいとき等に使います!
光学ズームの特徴として、拡大しても拡大前と変わらず綺麗な画質を維持することができるので、iPhone12 Pro MaxはProと同画質でありながら、より拡大して撮影できるということになりますね!
手ぶれ補正
手ぶれ補正に関しては、搭載している補正方式そのものが違います!
センサーシフト光学式手ぶれ補正は、光学式手ぶれ補正よりも手ぶれの軽減効果が高いと言われています。
それぞれ方式に違いがあり、光学式手ぶれ補正が、手ぶれに応じてレンズを動かしセンサーに光軸を当てるよう調整するのに対し、センサーシフト光学式手ぶれ補正はイメージセンサーを動かし、センサーに光軸を当てるよう調整します。
今回のiPhone12シリーズでは、iPhone12 Pro Maxにのみ搭載されています。
以上、3点がiPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxの大きな違いになります!基本的にカメラに限定した違いになるので、カメラを重視する人にとっては悩みどころが増えましたね!
バッテリー
最後に、バッテリーの駆動時間にも違いがあるので、表を載せておきます!
iPhone11 Proシリーズでもバッテリーに違いがありましたが、今回も同様にiPhone12 Pro Maxの方が長持ちになっています。
モバイル充電器を別持ちすることを考慮すれば、案外Pro Maxの総重量と変わらなくなりそうですね…
まとめ
特にサイズや値段にこだわりがなく、性能を重視している場合は、iPhone12 Pro Maxがおすすめの機種になります!
従来だと性能が一緒であったことから、画面サイズや予算がポイントでしたが、今回はそれに加えて同じProシリーズでもカメラ性能に違いがあり、考慮すべき点が増えました。
普段使いする上でそこまで大きな性能差ではありませんが、毎日使うものなので、ご自身の使い方にあった機種を選んでくださいね!