2021年1月25日時点で新プランを発表している格安SIMは「UQ mobile」と「Y!mobile」で、どちらも2021年2月から提供開始となります。
大手キャリア3社から大容量かつ低価格のオンライン専用プラン(ahamo、SoftBank on LINE、povo)の発表があったことで、どちらのプランにも価格の値下げや5Gへの対応等が盛り込まれ、今まで以上にお得な内容となっています!
今回はUQ mobileとY!mobileの比較はもちろん、オンライン専用プランと比べる際にチェックすべきポイントを整理し、それぞれどういった人におすすめなのか解説していきます!
目次
格安SIMの新プラン オンライン専用プランとの比較
オンライン専用プランとの比較は以下になります。UQmobile・Y!mobileはそれぞれのプランで一番安い「プランS」を掲載しています。
★5G対応は2021年7月〜
冒頭でも触れましたが、UQmobileやY!mobileを選ぶならずばり「プランS」がおすすめです!
理由はシンプルで、価格がオンライン専用プランより安いからです。
プランMに関してはどちらもオンライン専用プランとほぼ変わりませんが、利用可能データ量あたりの料金としては高くなります。
プランSは利用可能データ量が3GBと少なめですが、オンライン専用プランと比べると1ヶ月あたり約1,000円、1年で12,000円も節約できるため、固定費を減らしたい人にとって大変お得なプランとなっています!
そのため、料金プランを選ぶ際は、まず「1ヶ月にデータ量を3GB以上使うかどうか」を考えましょう!
3GB以上使うのであれば、オンライン専用プラン(ahamo、SoftBank on LINE、povo)がおすすめです!
ただもう1つ、データ量と合わせて考慮したい点が、申込方法についてです。
オンライン専用プランは申込方法がオンライン受付のみになります。
基本的にどのブランドも契約手続きはもちろん、契約後の相談についてもWEBサイトや専用のアプリにて行います。
これがオンライン専用プランの価格が安く設定されている要因でもあるんですが、「店舗での契約手続きや相談が出来なくなるのは困る」という方も少なくないと思います。
そういった方は3GB以上使いたい場合でも、プランMやプランLが選択肢に入ってきます。
まとめると…
各プランのおすすめな人
◆1ヶ月のデータ量が3GB未満で十分な人
→UQ mobile(プランS)、Y!mobile(プランS)
◆1ヶ月のデータ量が3GB以上必要 かつ オンライン受付で問題がない人
→オンライン専用プラン(ahamo、SoftBank on LINE、povo)
◆1ヶ月のデータ量が3GB以上必要 かつ 店舗受付・相談を利用したい人
→UQ mobile(プランM・L)、Y!mobile(プランM・L)、その他
という感じです。「その他」には、大手キャリア3社がそれぞれ提供する「無制限プラン」等が入ります。詳しくは、下記記事をチェックください!
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【docomo新料金プラン】ahamo × ギガホ プレミア × 5G ギガホ プレミアの比較まとめ!
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【SoftBank新料金プラン】LINEMO × Y!mobile × メリハリ無制限の比較まとめ!
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【KDDI新料金プラン】povo × au 使い放題MAX 5G/4G × UQ mobileの比較まとめ!
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次章ではいよいよUQ mobileとY!mobileの全プランを比較していきます。
もちろん「プランS」がおすすめなことに変わりないですが、UQ mobileはさらに専用アプリを上手く活用することで、1つのプランにとらわれない柔軟な使い方が可能になります!
格安SIMの新プラン UQモバイルとY!モバイルの比較
UQmobileとY!mobileの全プラン比較は以下になります。
UQmobileの方が全体的に価格が安く見えますが、Y!mobileは「おうち割 光セット」または「家族割引」によって500円の割引が適用されます。
そのため割引条件に当てはまる場合、プランSとプランMはUQ mobileと同額、プランLに関してはY!mobileの方が安くなります。
ただ、利用可能データ量についてはプランM・プランLともに、UQ mobileの方が5GB多くなっています。
UQ mobileはデータ量が多くて使い切れなかったとしても、余ったデータ量を翌月に繰り越せるので無駄なく利用することができます。
それに、翌月のプランを専用アプリから簡単に変更できるため、たくさん使う月はプランS→プランMに、逆に余り使わない月はプランM→プランSにするといった柔軟な使い方が可能です!
通話オプションも、定番の「1回10分まで無料」の他に「1ヶ月の総通話時間が60分まで無料」が用意されており、ユーザーの使い方に合ったプランを追加できるようになっています。
このようにデータ量や様々な汎用性から、多くの人におすすめしたいUQ mobileですが、現在SoftBankに契約中の方は1つ注意点があります。
今まではau→UQ mobileやSoftBank→Y!mobileといったキャリア回線から別回線に乗り換える際に、契約解除料やMNP手数料等の「手数料」が必要でした。
しかし、今後は以下のような移行に関しては手数料が無料になると発表がありました(一部プランによって条件あり)。
移行手数料(★)の変更内容
◆auからUQ mobileへの移行:
最大15,500円→2021年2月以降、無料
◆SoftBankからY!mobileへの移行:
最大15,500円→2021年春以降、Web手続きで無料、店舗で3,000円(契約事務手数料)
★契約解除料+MNP転出手数料+契約事務手数料
とても良い改定ですが、この変更によりSoftBank→UQ mobileなら最大15,500円が必要なのに対し、SoftBank→Y!mobileへの移行であれば無料で済みます。
そのため、現在auに契約している人や別SIMから移行を検討している人にはUQ mobileがおすすめですが、SoftBankユーザーである場合は、Y!mobileを選択した方がお得ということになります。
もちろん契約更新月であれば「契約解除料」はかからないので、どうしてもUQ mobileに変更したいという場合は、契約更新月まで待って移行すれば問題ありません!
プラン内容だけ見れば、個人的にUQ mobileの方がおすすめです!
まとめ
UQ mobileやY!mobileの料金設定もかなり安くなったため、他の格安SIMが今後どういった対策をしてくるか注目されています!
もうこれ以上、料金を下げるだけでは難しいと思うので、サービス内容で差をつけてくるかもしれませんね。
選ぶ際は価格も大切ですが、機能やオプション等も使っていく上で重要なポイントになるので、事前にしっかりチェックしておきましょう!