楽天は、2021年1月29日(金)に、新料金プランとなる「Rakuten UN-LIMIT VI」を発表しました。
なんとデータ利用量1GB以内であれば無料、無制限に使用しても2980円という破格の料金設定で、なおかつ1年間無料キャンペーンまで適用されるため、多くの人にメリットのあるプラン内容となっています!
今回はそんな主要3キャリアから話題をかっさらう程のインパクトがあったRakuten UN-LIMIT VIについて、オンライン専用プラン(ahamo・LINEMO・povo)と比較し、おすすめポイントについて解説していきます!
契約プランの変更を検討中の方はぜひ参考にしてください!
目次
Rakuten UN-LIMIT VI ahamo・LINEMO・povoとの比較
まずはオンライン専用プランのahamo・LINEMO・povoと比較してみましょう!
★2021年夏頃〜
Rakuten UN-LIMIT VIは、各オンライン専用プランより1ヶ月遅い2021年4月から提供され、定額制ではなく従量制のプランになります。
簡潔に言えば、使ったデータ量に応じて料金が決まるプランということです。次章で詳しく解説します!
現在Rakuten UN-LIMIT Vに契約している人は、2021年4月1日(木) 午前0時から「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」へ自動的にアップグレードされます(参考ページ)。
ネットワーク回線はdocomo・SoftBank・auの主要3キャリアと同じく5Gに対応します(各社一部エリアのみ)。
ただ他キャリアと違う点として、楽天では回線エリアを「楽天回線エリア」・「パートナー回線エリア(国内)」・「パートナー回線エリア(海外)」の3つに分けていて、各エリアで高速通信できるデータ容量が決まっています(楽天公式サイト)。
現時点だと、楽天回線エリアは都市部(東京、大阪、名古屋等)に集中しているため、それ以外の地域だとパートナー回線(au回線)に切り替わりやすいという課題を抱えています。
このように主要3キャリアに比べると回線品質や回線エリア(基地局数)の面が不安視されていますが、楽天の三木谷社長は今回の新プラン発表会で「2021年夏頃までに人口カバー率が96%まで引き上がる見通し」だと強調しています。
この人口カバー率は回線エリアがどこまで拡大されるかを表す指標になります。
人口カバー率96%という数字が実現すれば、先述した課題が大幅に改善され、無料〜低価格という料金と回線品質を兼ね揃えたコスパ最強のプランになることが期待されます!
Rakuten UN-LIMIT VIのプラン内容はユーザーにとって大変使いやすいものなので、回線エリアが上記のように拡大していくことを考慮して、今のうちに切り替えておくのも賢い選択です。
というのも先着300万名を対象にした1年無料キャンペーンが実施されているからです!こちらについても後で解説しますね。
通話に関しては、オンライン専用プランのように国内通話5分無料といったサービスやオプションはありませんが、通常の通話アプリではなくRakuten Linkアプリを使用することでかけ放題無料となります。
Rakuten Link同士の通話なら、世界中どこから通話・メッセージをしても無料で利用できます。ただ、他社携帯や固定電話への通話をよく利用される方は20円/30秒となるのでご注意ください。
またRakuten UN-LIMIT VIもeSIMに対応しているため、eSIM搭載のスマホであればオンライン契約でもすぐに通信が可能です!
Rakuten UN-LIMIT VIのおすすめポイント 料金とデータ量
Rakuten UN-LIMIT VIは、使ったデータ分だけ支払う従量制の料金システムです。
利用可能データ量と料金は、それぞれ0GB〜1GBまで0円、1GB超過後〜3GBまで980円、3GB超過後〜20GBまで1980円、無制限で2980円になります。
オンライン専用プランと同じデータ量である20GBの料金と比べても月額料金が500〜1000円安く、Rakuten UN-LIMIT VIがいかに破格な料金設定か分かります!
なんと言っても月のデータ利用量が1GB以内であった場合、無料というのは大きい!この思い切りの良さは楽天ならではですね。
当然な対応ではあるんですが、2回線目以降は3GB未満で980円になります(1GB未満の場合でも)。1人で複数回線持てば、SIMの入れ替えでいくらでも無料で使えてしまいますからね。
契約自体は1人5回線までとなっているため、セルラーモデルのiPad等で利用したい人にもおすすめです!
Rakuten UN-LIMIT VIの秀逸なポイントは、今後主要3キャリアでテコ入れが予想されていたライトプランにも先手をとっている点ですね。
例えばdocomoの低価格プランであるギガライトには、今回料金改定がありませんでした。メインプランの料金を引き下げたことでライトユーザーへの対応が注目されていたんですが、本プランはその層もしっかりカバーされています。
さらに従量制にしたことで、契約時にユーザー自身が使い方を想定する必要がないというメリットもあります。将来的に使い方が変わっても契約変更の手間がないですし、料金も低価格帯をおさえているので、後発でどんなプランが出てきても対抗できる内容になっています。
ライトユーザーからヘビーユーザーまで多くの方にマッチするよう非常によく考えられたプランだと思います!
Rakuten UN-LIMIT VIのおすすめポイント 申込方法
Rakuten UN-LIMIT VIは店舗申込にも対応します。
オンライン専用プラン(ahamo・LINEMO・povo)の申込方法は、名前にもある通りオンライン受付(WEBサイト受付)のみになります。
LINEMOはLINE申込にも対応予定ですが、いずれも店舗受付には対応していません。
今まで大容量かつ低価格なオンライン専用プランの最大のネックとなっていたのが、申込・相談の窓口として店舗を利用できないという点でした。
各社はもちろん承知の上、サブブランドや無制限プランによって、そういった部分をカバーすることでプランの差別化をはかっていました。
詳しくはこちらもチェック!
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【docomo新料金プラン】ahamo × ギガホ プレミア × 5G ギガホ プレミアの比較まとめ!
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しかしRakuten UN-LIMIT VIは、データ量は無制限で利用でき、最大料金はオンライン専用プラン(ahamo・LINEMO)を下回るにもかかわらず、店舗での窓口も開放しています。
さらにUQモバイルやY!モバイルのプランS(3GBで最安値1480円)と比較しても500円安いため、毎月の携帯料金をおさえたい人・店舗での申込や相談も利用したい人にとっては、まさに至れり尽くせりのプラン内容ですね!
Rakuten UN-LIMIT VIのおすすめポイント 1年間無料キャンペーン
楽天モバイルでは「Rakuten UN-LIMIT V」に申し込むことで、先着300万名を対象に1年間無料キャンペーンが実施されています!
その名の通り、1年間の基本料金が無料になります!
Rakuten UN-LIMIT VIでないことに混乱される方もいると思いますが、元々「Rakuten UN-LIMIT V」向けに2020年3月3日(火)16:00~実施されていたキャンペーンが、Rakuten UN-LIMIT VIにアップグレード後も引き続き適用されるということです!
先述した通り「Rakuten UN-LIMIT V」は2021年4月〜Rakuten UN-LIMIT VIに自動アップグレードされます。アップグレードは無料で、手続きも不要です。
ですので、このキャンペーン期間中に「Rakuten UN-LIMIT V」を契約することで、Rakuten UN-LIMIT VIに契約できたことになり、無料キャンペーンの恩恵も受けることができるということです!
キャンペーン期間
◆Web
2020年3月3日(火)16:00~2021年4月7日(水)23:59
◆店舗(楽天モバイルショップ)
2020年3月4日(水)開店~2021年4月7日(水)閉店
※申込みが300万名に達し次第終了(キャンペーン詳細)
本キャンペーンの対象はデータ利用量分の基本料金に関してなので、通話や追加したオプションについては別途必要になりますが、無制限なら毎月2980円、1年間で最大2980円×12=35760円が無料になります!
さらに製品+プランセット購入で最大25000ポイントキャンペーンも同時開催しており、特典が盛りだくさんとなっています。
楽天モバイルに乗り換え検討中・予定の方は、キャンペーン期間のことも必ず視野に入れておいてくださいね!
まとめ
Rakuten UN-LIMIT VIの登場で、ahamo・LINEMO・povoに移行する予定だった人も判断が大きく揺れていると思います。
どのプランもそうですが、事前エントリーやキャンペーン期間中の契約によって、ポイントのプレゼントや利用料金の無料化等の恩恵があります!
自分に合ったプランを早めに見極めて、お得な特典をしっかりゲットしておきましょう!