Macのバックアップはとても簡単で、購入当初からインストールされている「Time Machine」というソフトウェアを使って行います。
事前設定だけ完了させれば、あとは外付けHDD/SSDを繋ぐだけで自動的にバックアップが開始されます!
ただし、用意する外付けHDD/SSDにはいくつか大事なポイントがあって、まず「Time Machine」に対応しているものを選ぶ必要があります。
ここで未対応のものを選んでしまうと、せっかく購入したのに使えないという状況に陥るので、対応しているかどうかは必ず確認しましょう!
また容量についても考慮すべき点があります。
実はこのTime Machineは、現時点のデータだけでなく設定完了後からバックアップ時点に到るまでのPC全体の記録を定期的(時間・日・週単位)に取得しています。
この全記録を丸ごと外付けHDD/SSDに保存するため、実際に使用しているストレージより大きい容量が必要になります。
そして「処理速度」も着目したいところです!コストはかかりますが、なるべくSSDを選ぶようにしましょう。
ポイントとなる項目をまとめるとこんな感じ。
- Time Machine
- 容量
- 処理速度
これら3点をしっかり確認しておけば、後々大きな失敗になることはないと思います!
そしてポイントを考慮した上で、今回のおすすめするはこちら!
僕はMacbook Pro用(ストレージ:256GB)に960GBを持っています。
容量については先ほどの注意点含め、お使いのPCストレージや使用用途を考慮して決めましょう!
このへんについても改めて後述しますので、外付けHDD/SSDの購入を検討している方はぜひ参考にしてください!
BUFFALO USB3.2Gen2 ポータブルSSD 外観
まずは外観です。
ポイントカードと比較してもこのサイズ!
厚みもかなり抑えられてます
USB Type-Cに対応しています
胸ポケットにもしまえるサイズですよ!
万が一の落下から守れるよう耐衝撃・耐振動設計も施されています。
BUFFALO USB3.2Gen2 ポータブルSSD 商品情報
BUFFALO USB3.2Gen2 ポータブルSSDの商品内容は以下になります。
サイズ | 5 x 9.5 x 1.1 cm |
重さ | 約52g |
色 | ホワイト、ブラック |
対応機種 | WindowsのPC、Mac、PS4(250GBモデル未満は非対応) |
付属品 | USB Type-C to Cケーブル、USB Type-C→USB Type-Aの変換アダプター、取扱説明書(保証書) |
料金 | 12481円(Amazon購入時) |
名刺くらいのサイズに約52gなので、胸ポケットに入りますしほとんど重さも感じません。
対応機種ですが、USB規格が2.0、3.0、3.1に対応しているWindowsPC、Macであれば利用可能です!USB3.2には対応していないのでご注意ください。
付属品に両端がUSB Type-CのケーブルとUSB Type-CからUSB Type-Aに変換できるアダプタがついています。
BUFFALO USB3.2Gen2 ポータブルSSD ポイント
何より1番重要なところは「Time Machineに対応しているか」になります。
これが未対応だとMacの標準バックアップを行うことが出来ません。Time Machineは簡単かつとても便利な機能ですので、Macユーザーはぜひ活用しましょう!
Time Machine
BUFFALO USB3.2Gen2 ポータブルSSDはもちろんTime Machineに対応しています。
Time MachineとはmacOS用のバックアップソフトウェアのことで、バックアップディスクを用意・設定するだけで時間・日・週ごとのバックアップを自動的に作成してくれます。
このときPC全体をバックアップするので、任意の地点(例えば2週間前の◯時、等)におけるPC環境をありのまま復元することができます!
バックアップディスクの容量がいっぱいになると、古いバックアップから順次削除されます。
容量
Time Machineでは容量がいっぱいになると古いバックアップから削除されるので、長い間バックアップを残したい場合は、PCストレージより大きい容量を用意する必要があります。
実際のPCストレージの1.5倍くらいが目安の数値ではありますが、データの変動が大きい人はもう少し余裕を持ってもいいかと思います。
ただ使用容量に合わせて選択することはあまりおすすめしません。
画像や動画を多く扱うようになったり、オンラインゲームをインストールするだけでも容量がぐっと上がりますので、基本的にはPCストレージを軸に検討しましょう。
ちょっと大きめに購入した場合でも、過去データを長期に渡って保存できますし、パーティションを分割して他PCのバックアップも可能です。
大事なデータを保管するものなので、コストばかりに目を向けないようにしましょう!
処理速度
バックアップは定期的に行うと思いますが、毎回結構な時間を浪費します。そしてその間取り外すことが出来ないため、終わるまでPCに引っ付いたままとなり案外煩わしいです。
強制的に接続を外したりすると、HDD/SSDにロックがかかり使えなくなってしまうことがあります。ちなみに僕も一つ壊しました←
SSDはデータの読込/書込速度がHDDに比べておよそ3倍〜4倍早いので、このようなストレスから開放されます。時間がかかっても大丈夫と思ってる人も一度使ってみるとHDDには戻れなくなりますよ!
さらに転送速度もUSBが3.1(USB3.2Gen2)以上に対応しているため、USB3.0(USB3.2Gen1)より2倍早くなっています。
ちなみにUSB規格について簡単にまとめておくとこんな感じ。
規格名 | 転送速度 |
USB3.0(USB3.2Gen1) | 5Gbps |
USB3.1(USB3.2Gen2) | 10Gbps |
USB3.2(USB3.2Gen2×2) | 20Gbps |
USBの規格名は度々変更され分かりづらいものになっていますので、良かったら参考にしてください!
最新規格は「USB3.2Gen2×2」ですが、対応した外付けSSDはAmazon等で確認したところまだまだ少ないように思えます(執筆当初)。
なので、よく割引対象にもなりUSB3.0の2倍早いUSB3.1(USB3.2Gen2)はとてもコスパが良いのでおすすめですよ!
使ってみた感想
名刺くらいの大きさにもかかわらずとても軽いので、毎回持ち運ぶ人でも荷物にならないと思います。
僕は基本的に家の中で使いますが、大きかったり重かったりするとPCで他作業をしているとき邪魔になりがちです。
バックアップ中はずっと繋いでいるので、使い方に限らずサイズ感や重量も大事なポイントになります。
デスクトップ型をメインに使っている方はずっと繋げたままにしていることが多いと思うので、スペースを取らず収納しやすい点でもおすすめですよ!
レビューまとめ
僕が購入をおすすめするのはこんな人!
- Time Machine対応の外付けSSDがほしい人
- USBの転送速度も出来るだけ早くしたい人
- MacでもWindowsのPCでも使えるものがほしい人
1TBで1万円ちょっとと料金もリーズナブルで、各種機能のレートも高いためとてもコスパが良いです。
USB3.2(USB3.2Gen2×2)対応が良い、転送速度は◯◯以上等の強いこだわりがなければ、こちらの製品を断然おすすめします!
また、持ち運びする際は直接バッグ等に入れると故障の原因にもなるので、ポータブルハードディスクケースも合わせて検討しておきましょう。